2020年3月21日土曜日

40代 男性 大工

2~3週間前から左右の前腕にだるさとシビレ。
手を握る時にこわばりを感じていたそうです。
3年前に、2階から落ちて左踵骨粉砕骨折をしてしまい、治るのに2ヵ月半かかり、その後も足が引っかかったりするとビーンと響いて辛かったそうです。
左右の踵をみてみると、外果内果(外くるぶし内くるぶし)から足底までの長さが明らかに違っていました。
左足首や足根骨の動きはかなり悪い状態。
骨盤のバランスも崩れており、背中も丸まりがちの姿勢。

時期的なものを考えると、一日おきに5度前後の温度差が出ていた時で、負担や疲労が身体のバランスを崩して、症状が出始めたと思われます。
骨盤を整えた時点で、シビレやこわばりは少なくなりましたが、左の足首の動きをつけなければ、根本的な解決につながらないと考えます。

2回目の施術は、こちらの予約状況の問題で少し間が開いてしまいました。
だるさとシビレの範囲は狭まりましたが、前回術後よりも状態が戻ってしまいました。

3回目は理想的な間隔で施術できました。
状態は最初の半分程度で、範囲がせばまり、来院時にはシビレは出ていませんでしたが、だるさが残る状態でした。
踵骨の矯正をおこない、足根関節の可動性を広げたところ、足はかなり軽くなったそうです。
そのまま左右の肩甲骨と肩関節の矯正をおこない、数分たった時点でシビレやだるさは0になりました。

この方自体の筋肉はとても質がよく、柔らかくて弾力のあるものでしたので、比較的矯正の反応はよい方でしたが、長年の足をかばった状態が続いてしまったので、安定するまでは短い間隔で施術できたほうがよさそうです。




0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。